1月号、2月号で紹介したMAIにいくつかバグが発見されましたので、 以下のように訂正、追加して下さい。 Fコマンド Fコマンドでサーチしたとき、行番号が正しく表示されないという 症状がありました。 リスト中、A663HのEDHをFFHに訂正して下さい。 これは、テキストをサーチする際、 テキスト先頭からHLレジスタの内容までの行数を BCレジスタにセットしなければならないところを、 HLに行末アドレスを、BCに行の長さをセットしていたためです。 Dコマンド ソースリストのない行をポインタが指しているときに Dコマンドを実行するか、n行目がないのにDnを実行すると、 ソースリストの後ろに意味のないソースリストが追加されてしまう という症状がありました。 以下のアドレスを訂正し、リスト2を追加して下さい。  A5FFH:ED→FF  A600H:A4→A3 これは、Dnを実行する際 ソースエンドポインタのチェックルーチンがないためで、 以上の変更によりこの症状は解消します。 なお、この変更により Oコマンド(マニュアルには記載されていませんが、 復活コマンドの働きをします)が使用できなくなります。 もし、&Jなどのコマンドで 消してしまったテキストを復活させたいときは、 テキストトップを調べてそのアドレスに20Hをセットすれば テキストの先頭の1文字が欠けるだけで復活させることができます。 Xコマンド Xコマンド(マニュアルには記載されていない)で テキストトップを変更できますが、 コンパイル先頭アドレスは常に8023Hと固定されています。 このXコマンドでテキストトップを変更する場合は、 AD7FHからの2byteがコンパイル先頭アドレスとなっていますので、 この2byteを書替えたのちに、 コンパイルを行って下さい。 うしろの2つの訂正はマニュアルどおりの使い方をしている場合は、 何ら問題はありません。 MAI変更部分 A3E0:CD E4 A4 2B CD D3 5E DA A3E8:4E A4 2A 30 E8 E5 D1 CD A3F0:ED A4 C9